ペルー・マチュピチュ近郊で列車事故 1人死亡 数十人負傷
ストックホルム、12月31日(Hibya)― ペルーで最も人気のある観光地マチュピチュ近郊で発生した列車事故により、列車運転士1人が死亡し、少なくとも40人が負傷した。
地元当局の発表によると、火曜日、古代インカ都市へ向かう唯一の路線で2本の列車が衝突した。
発表では、20台の救急車が現場に派遣され、負傷者は近隣のクスコ市の医療施設に搬送されたという。
在ペルー米国大使館は、事故で米国市民が負傷したと明らかにしたが、警察は関係者の身元をまだ確認していない。
地元メディアPeru21は、事故現場周辺の険しい地形により避難が「妨げられ」、「数百人」の観光客が現場で避難を待っていると報じた。
衝突は、オリャンタイタンボ駅とマチュピチュに最も近い町アグアス・カリエンテスを結ぶ線路で発生した。両駅間の移動時間は通常約90分である。
事故に関与した2本の列車は、それぞれPeruRailとInca Railによって運行されていた。
PeruRailは声明で「今回の出来事を深く悲しんでいる」と述べ、職員が列車運転士、車掌、乗客に「直ちに」応急手当を行ったと付け加えた。
事故原因はまだ明らかになっていない。
日本のニュース通信社 Japan News Agency