世界青年科学者サミット、中国で開幕
中国東部の浙江省温州市で世界青年科学者サミットが開幕し、60以上の国と地域から800人を超える科学者や起業家が参加した。サミットでは、メイン会議場の外に設けられた展示センターで、日常生活やさまざまな産業分野に活用できる革新的な製品が来場者に紹介された。
中国中央テレビ(CCTV)の報道によると、展示会では建設廃棄物からの有価鉱物の回収技術から、さまざまな産業における人工知能の応用まで、多様な技術が注目を集めた。参加者は製品を視察するとともに、国際協力や提携の機会についても検討した。
温州海螺グループの副社長、邵章氏は、同社が開発した固形廃棄物の資源化技術について説明した。邵氏は「当社の新しい固形廃棄物処理方法では、低炭素で焼成を必要とせず、低温での急速乾燥工程を採用しています。この方法により、さまざまな固形廃棄物を産業用の原材料や補助材料、さらにリサイクル建材へと転換しています」と述べた。
ブラジル技術者連盟の代表、レオナルド・モンテイロ・ロドリゲス氏は、建設廃棄物を建材として利用する技術を自国に導入したいと語った。ロドリゲス氏は「ブラジルには建設廃棄物を使ってこのような構造物を建設する技術がありません。私たちは新しい技術を探していました。私たちはブラジルの技術者を代表する連盟です。この技術を自国に持ち帰るために中国に来ました」と述べた。
ガーナのクワメ・エンクルマ科学技術大学で上級講師を務めるプリヤンガ・タラガラ氏は、展示されたAIエージェントの多言語対応機能に注目した。タラガラ氏は「多くの異なる言語を理解できます。私たちはスリランカ出身で、母語を使って試してみました。私たちの言語は世界的にはそれほど広く使われていませんが、簡単に理解することができました」と話した。
スウェーデンに本部を置く国際先端材料協会の事務局長、アシュトシュ・ティワリ氏の関心を引いたのは、展示されていた車いすだった。ティワリ氏は、この製品を欧州市場に導入するため、中国側の出展者と協力することを決めたと述べ、「その会社の写真を撮りました。スウェーデンと欧州で商業協力を開始するため、私たちの事務所が正式にその会社に連絡します」と語った。
日本のニュース通信社 Japan News Agency