宇宙に取り残された宇宙飛行士たちは帰還に一歩近づいた
ワシントン、3月15日(Hibya) - アメリカのスペースX社は昨夜、ファルコン9ロケットを打ち上げ、国際宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士たちを9ヶ月の待機の末に地球への帰還に一歩近づけた。
ブッチ・ウィルモアとスニ・ウィリアムズは昨夏、ボーイング・スターライナーに乗って地球を出発し、8日後に帰還する予定だった。しかし、スターライナーの加圧システムに故障が発生し、安全ではないと判断された。
ファルコン9の打ち上げは当初木曜日に予定されていたが、技術的な問題で延期された。
スペースXとNASAは、昨夜午後7時頃(現地時間)にファルコン9を打ち上げた。ドラゴン宇宙船には、国際宇宙ステーションにいるウィルモア、ウィリアムズ、その他の2名の宇宙飛行士を交代させるため、4人のクルーが搭乗している。
NASAの最新情報によると、すべてが計画通り進行しており、ドラゴン宇宙船はファルコン9ロケットから正常に分離された。
ドラゴン宇宙船は今夜、宇宙ステーションに到着する予定で、成功すれば宇宙飛行士たちは水曜日に地球への帰還の旅を開始する見込みだ。
日本のニュース通信社 Japan News Agency