プーチン、トランプが米露関係改善のため「全力を尽くした」と称賛
モスクワ、3月15日(Hibya)— ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ドナルド・トランプが「全力を尽くして」モスクワとワシントンの関係を改善しようとしていると称賛した。これは、トランプが最近「米国はプーチンと非常に良好で生産的な会談を行った」と発言したことを受けたものだ。
プーチンは安全保障当局者との会合で、「米国との関係改善が現在の課題である」と述べた。「トランプ大統領の指導の下、新しい政権は、前の米政権によってほぼ完全に破壊されたものの一部を少なくとも回復するために全力を尽くしている」と語った。
また、プーチンはトランプの「何千人もの」包囲されたウクライナ兵士の命を救う要請に応じ、兵士たちが降伏すればそれを考慮すると述べた。しかし、ウクライナ軍が大規模な包囲下にあるという証拠はなく、キーウの軍事指導者たちはこの主張を完全に否定している。
トランプとプーチンの友好的な発言のやりとりは、ウクライナに圧力をかける一方でロシアに接近する新しい米政権の兆候にすでに警戒しているキーウや欧州の首都で、さらなる懸念を引き起こす可能性がある。
トランプはTruth Socialで「ロシアとウクライナの戦争がついに終結する可能性が非常に高い」と述べた。
また、トランプはプーチンに対し、ロシア軍によって包囲されたとされる「何千人ものウクライナ兵の命を救うように」と要請した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency