フィリピンの台風による死者数が140人に、非常事態を宣言
ストックホルム、11月6日(ヒビヤ)-フィリピンでは、台風カルマエギスによる死者数が木曜夜までに140人に達し、100人以上が行方不明となっている。大統領は国家非常事態を宣言した。
同国の民間防衛責任者ラファエリト・アレハンドロ氏は、洪水の被害を受けたのは主に大都市や人口密集地域だと述べた。
最も被害が大きく、最も多くの死者が確認されたのはセブ島だった。
州の報道官アンジェリズ・オロン氏は、死亡原因は溺死や漂流するごみとの衝突によるものだと説明した。
当局によると、台風の影響で数十万人が避難を余儀なくされ、水位の上昇により多くの人々が家や車の屋根に避難した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency