日本近海の強い地震の後、津波警報が発表
ストックホルム、11月9日(Hibya)— 震度4の地震が日本の北東部を襲いました。当局は最大1メートルの津波が予想されるとして津波警報を発表しました。
気象庁によると、日曜日の夕方、北日本で強い地震が発生し、その後も複数の揺れが続きました。津波警報が発表されています。
マグニチュード6.7の地震は、現地時間の午後5時ごろ、岩手県沖の海面下10キロの深さで発生しました。
地域内の2つの原子力発電所で、負傷や被害、異常は報告されていません。
気象庁は北部沿岸に最大1メートルの津波警報を発表し、最初の地震から1時間後も警報は継続しました。
NHKは、津波の危険があるため沿岸部に近づかないよう住民に呼びかけ、今後さらに揺れが発生する可能性があると警告しました。
NHKによれば、岩手県の大船渡市、尾駮港、宮古、釜石で約10センチの津波が観測され、久慈の沿岸部ではその後20センチまで達しました。
地震に伴う津波は数時間続くことがあり、繰り返し海岸を襲い、時間の経過とともに大きくなる可能性があります。岩手県では余震も続きました。
JR東日本によると、地域の新幹線は一時運転を見合わせました。共同通信は、地震により停電が発生したと報じました。
米国地質調査所(USGS)は、最初の地震の暫定的な規模をマグニチュード6.8と推定しています。
太平洋の「環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)」に位置する日本は、世界でも有数の地震多発国です。2011年3月には、致命的な地震と津波に見舞われました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency