フランス全土で数十万人がストライキと抗議に参加
パリ、9月19日(Hibya)― 労働組合は、新首相セバスチャン・ルコルニュに予算削減を再検討し、賃金、年金、公的サービスに関して行動を起こすよう圧力をかけるために1日間のストライキを実施し、フランス全土で数十万人がデモに参加した。
鉄道、バス、トラムの運転手がストライキに入り、病院職員が抗議に参加し、薬剤師が価格政策に抗議したため、10軒の薬局のうち9軒が閉鎖され、公共交通機関に混乱が生じた。
小中学校の教師のおよそ6人に1人、さらに学校食堂の職員や監督者もストライキに参加した。
パリからアミアン、ル・アーヴルにかけて多くの高校が生徒によって封鎖された。
抗議者たちは250件を超える集会とデモ行進をパリからマルセイユ、ナント、リヨン、モンペリエまで多くの都市で実施した。
ストライキと抗議はフランスの政治危機の時期と重なった。
先週、マクロンは親しい同盟者のルコルニュを1年で3人目の首相に任命した。これは、前任の首相フランソワ・バイルーとミシェル・バルニエが予算削減をめぐる激しい対立のため議会によって解任された後のことだった。
ルコルニュは、中道派の前任者バイルーが9月8日の信任投票で、フランスの公的債務削減のための440億ユーロ(380億ポンド)の予算削減と緊縮計画という不人気な政策のために敗北した後に任命された。
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