シャヒーン氏、アラブ連盟事務総長ガイト氏と会談
カイロ、9月3日(Hibya)-パレスチナの外務・在外パレスチナ人担当大臣ファルシン・アガベキアン・シャヒーン氏は、アラブ連盟のアフマド・アブル・ガイト事務総長と会談し、パレスチナの政治情勢における最新の進展について説明した。
エジプトの首都カイロにあるアラブ連盟本部で行われた会議では、占領者の入植地拡大やユダヤ化を通じてヨルダン川西岸を分断しエルサレム市を孤立させることを目的とした組織的な政策を背景に、ガザ地区の人道状況の深刻さが議論された。また、戦争を直ちに終結させ、民間人の毎日の殺害を止め、人道支援の流入を許可するための緊急行動の必要性も強調された。
また、明日開催されるアラブ連盟外相理事会で審議・承認される決議案についても議論され、シャヒーン大臣は、マフムード・アッバース大統領の指導の下、パレスチナ国の承認を促進し、二国家解決を維持するためにパレスチナ指導部が行っている接触について事務総長に説明した。
さらにシャヒーン氏は、パレスチナが特にガザ地区での虐殺、飢餓、避難により、最も困難な時期の一つを迎えていると強調した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency