米政府、欧州諸国への軍事支援削減を発表
ワシントン、9月5日(Hibya)― 現地報道によると、米国政府はロシアに近い欧州諸国への軍事支援を削減する計画だという。ドナルド・トランプ大統領は、欧州諸国が自らの防衛にもっと貢献すべきだと長い間主張してきた。
ワシントン・ポストが事情に詳しい6人の情報源の話として伝えたところによると、このような決定はロシアに対抗する防衛構築のために割り当てられた数億ドルの費用を米国に負担させる可能性がある。
昨日、トランプ氏は新たに選出されたポーランド大統領カロル・ナヴロツキに、ポーランドにさらに多くの兵士を派遣すると約束した。ナヴロツキ氏は、ポーランド人が自衛のために緊急の支援を必要としていると述べた。
フィナンシャル・タイムズによると、米当局者は欧州の外交官に対し、訓練と装備の資金が削減されたことを伝えた。匿名を条件に語ったホワイトハウスの当局者は、1月に出された対外援助削減の大統領指令を想起させた。
「この変更は、指令の規定通り、また大統領が長らく強調してきたように、欧州諸国との完全な協力のもとで実施されている。」
ドナルド・トランプ氏は長らく、欧州における米国の防衛費やウクライナへの軍事支援の価値に疑問を投げかけており、同時にロシアとウクライナの間で停戦を実現しようとするも失敗している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency