トランプ氏、米国は「まもなく」中国と貿易協定を締結する可能性があると発言
ストックホルム、10月30日(ヒビヤ)— 米国のドナルド・トランプ大統領は、韓国での習近平氏との会談後、「エアフォース・ワン」機内で記者団に対し、「素晴らしい会談だった。彼は素晴らしい指導者だ」と述べ、米国が「まもなく」中国と貿易協定を締結する可能性があると語った。
トランプ氏は、米国の希土類元素へのアクセス問題が解決され、ワシントンが中国からの輸入品に対する関税を直ちに引き下げると述べた。
5月に成立した脆弱な停戦は、双方で100%を超える報復関税を引き下げたものの、貿易をめぐる緊張は再び高まり始めていた。
トランプ氏は、フェンタニル製造に使用される化学成分が米国へ流入していることへの対応として、以前導入されたすべての中国製品への関税を直ちに引き下げると述べた。
また、以前に発表されたとおり、中国が大量の大豆を購入し始めると強調し、「それを評価する」と語った。
米大統領は、ウクライナ問題について習氏と「協力する」ことで合意したとし、「我々は共に取り組む。双方が対立していること、時にはそれを許す必要があることに同意しているが、ウクライナでは共同行動する」と述べた。
さらにトランプ氏は、この訪問中は北朝鮮の金正恩委員長と会談するには「多忙すぎる」が、「戻るかもしれない」と述べた。
同氏は機内で記者団に対し、「金正恩とは素晴らしい関係を築いていた。もし私が選ばれていなかったら…彼は他の多くを好まない。戦争になっていたと思う」とも語った。
日本のニュース通信社 Japan News Agency