ペルー、メキシコとの外交関係を断絶

ストックホルム、11月4日（Hibya）－ペルー政府は、反乱罪で捜査を受けている元首相ベッツィ・チャベスが亡命を申請したことを受け、メキシコとの外交関係を断絶したと発表した。

ペルーのウーゴ・デ・セラ外相は記者団に対し、メキシコが首都リマの大使館でチャベスに亡命を認めた決定は、両国間の緊張をさらに高める「敵対的行為」であると述べた。後にペルーのホセ・ヘリ大統領府は声明で、メキシコ政府が南米の同国の内政に「繰り返し」干渉していると非難した。

当局は、チャベスが当時の大統領ペドロ・カスティージョの非常事態宣言と国会解散の試みに関与したと非難している。カスティージョは軍の支持を得られず、議会によって迅速に罷免され、検察によりクーデター未遂の罪で逮捕された。

ペルー検察庁は、チャベスを国家権力に対する反乱罪の共犯として起訴し、最長25年の禁錮刑を求刑している。チャベスはカスティージョの国会解散計画を知っていたことを否定している。

日本のニュース通信社 Japan News Agency

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