デンマーク、米国大使を協議のため召喚
コペンハーゲン、12月23日(Hibya)— 米国のドナルド・トランプ大統領が昨日、米国は「国家安全保障のためにグリーンランドが必要」であり、「それを所有すべきだ」と述べたことを受け、デンマークは米国大使を協議のため召喚した。
デンマークのラース・ルケ・ラスムセン外相はDR Newsに対し、デンマークは米国大使を会談のため召喚すると述べた。
ラスムセン外相は「これは全く受け入れられない。したがって、グリーンランドの同僚と協議した上で、米国大使を外務省に召喚することを決定した」と語った。
外相はさらに「まず第一に、米国に対して、デンマーク王国の内政に干渉することはできないという点を明確にしたい」と述べた。
続けて「第二に、説明を求めたい。デンマーク王国には米国大使が存在し、我々はその大使と関係を有している。したがって、大統領が突然特別代表を任命することは、私にとって非常に悲しいことだ」と述べた。
これが米国との関係におけるエスカレーションかとの質問に対し、ラスムセン外相は「はい。この問題を解消するため、あらゆる外交ルートを通じて集中的な努力を行ってきた」と答えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency