UNRWA:「ガザの停戦は脆弱であり、回復の過程は長く困難になるだろう」
ニューヨーク、11月10日(ヒビヤ)― 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、英紙『ガーディアン』の取材に対し、2年以上続いたガザでの戦争後に達成された停戦は「疲弊した人々にとって一時的な休息である」と述べた。
ラザリーニ氏は、「2年間にわたる破壊的な紛争の後に達成されたこの脆弱な停戦は、あくまで一時的な安堵をもたらすものだ。しかし、ガザの復興プロセスは長く、非常に困難なものになるだろう」と語った。
また同氏は、UNRWAが保健、教育、基礎サービスを提供するための能力と専門性、そして地域社会からの信頼を備えていることを強調し、ガザ再建のためには人道支援への継続的なアクセスを確保することが極めて重要だと述べた。
同機関は、地域の民間人への支援を継続するために国際社会の支援を改めて呼びかけた。
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