ゲブレイェスス氏:「連帯こそが私たちの最大の免疫です」
ジュネーブ、11月23日(Hibya)— 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が、G20南アフリカサミットに参加した。
ゲブレイェスス氏は、過去20年間における世界の平均寿命の延びと、妊産婦および5歳未満児死亡率の低下が、多くの低所得国が中所得国へと移行した傾向と並行して進んでいると述べた。
これは偶然ではないと強調し、「保健への投資は、人間の資本と経済成長への投資だ」と語った。
また、G20の指導者たちが国家および世界の保健安全保障の強化に努めていることを称賛し、健康を守り促進するためのさらなる行動を呼びかけた。彼は「世界的な保健財政危機は、開発と経済成長の危機でもある。しかしこの危機は、各国が援助依存から主権と自立の時代へ移行する機会でもある」と述べた。
ゲブレイェスス氏は、WHOがこの転換を支援していると述べ、G20に対しルサカ・アジェンダに沿って必要な支援を行うよう求め、「連帯こそが私たちの最強の免疫である」と締めくくった。
日本のニュース通信社 Japan News Agency