WSJ:トランプ氏、FRB議長候補者との最終面談を実施へ
イスタンブール、12月10日(Hibya)— ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、米国のドナルド・トランプ大統領は、今後数日以内に次期連邦準備制度(FRB)議長候補者との最終面談を行う予定だという。
WSJが政府高官の話として伝えたところによると、トランプ氏と数名の顧問は、水曜日にFRB元理事ケビン・ウォーシュ氏と面会する。他の候補者として、国家経済会議(NEC)議長ケビン・ハセット氏らも近日中に大統領と会談する予定だ。
しかしWSJは、トランプ氏が新議長の選定について依然として熟考中であるため、これらの面談は中止または延期される可能性があると指摘している。
ここ数週間、市場は低金利を支持するトランプ氏の考えと大きく一致するハセット氏を、ジェローム・パウエル現議長の最有力後継候補と見ている。予測市場Polymarketによれば、トランプ氏がハセット氏を次期FRB議長に指名する確率は73%とされる。パウエル氏の任期は2026年5月に終了する。
パウエル氏は、水曜日のFRB会合終了後に25ベーシスポイントの利下げを発表する見通しで、市場の注目は来年に向けた中央銀行の見通しに集まるとみられる。アナリストらは、今年最後の会合でFRBが「タカ派的」姿勢を示す可能性があると警告している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency