ゲブレイエスス:H3N2インフルエンザウイルスで急増を確認
ジュネーブ、12月17日(Hibya)— 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、H3N2ウイルスのK亜系統によりインフルエンザ活動が増加しているが、重症例の増加は確認されていないと述べた。
ゲブレイエスス氏は、北半球で毎年のインフルエンザシーズンが始まったと発表した。
世界的なインフルエンザ活動は通常範囲内にあるものの、8月以降、一部の国でH3N2インフルエンザウイルスのK亜系統が急増していると指摘した。
データ上、重症化の増加は見られないが、この亜系統はH3N2ウイルスにおける重要な進化を示している。ゲブレイエスス氏は、インフルエンザ合併症の高リスク者および介護者にとってワクチンが依然として極めて重要であると強調した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency