コスタ:EU拡大はもはや抽象的なビジョンではなく、具体的な可能性である
ブリュッセル、11月4日(ヒビヤ)- 欧州連合理事会議長アントニオ・コスタ氏は、EUの拡大プロセスは「もはや抽象的なビジョンではなく、現実的な可能性だ」と述べた。
EU理事会議長のコスタ氏は、EU拡大のプロセスがもはや理論的な概念ではなく、実現可能で現実的なものになっていると強調した。
コスタ氏は、モルドバのマイア・サンドゥ大統領、北マケドニアのフリスティヤン・ミツコスキ首相、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領と会談し、12月に予定されているEU首脳会議(EUCO)を前に、各国の加盟プロセスにおける次のステップについて協議した。
彼は、このプロセスが実力主義に基づき、現在の勢いを維持しながら深い改革を続けることを求めていると述べ、次のように付け加えた。
「地政学的不確実性と経済的不安定の時代において、拡大するEUは、より安全で、より強く、より平和なヨーロッパを意味します。成長は私たちの未来への最良の投資です。」
さらにコスタ氏は、2025年が拡大パートナーにとって具体的な進展の年であることに触れ、「私たちは懸命な努力の結果、実際の前進を遂げました。西バルカン諸国、ウクライナ、モルドバの人々にとって拡大を現実のものにするために、改革の道を歩み続ける必要があります」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency