イスラエルの作家デイヴィッド・グロスマン、ガザでの自国の行動を「ジェノサイド」と表現
ストックホルム、8月2日(Hibya)- 受賞歴のあるイスラエル人作家デイヴィッド・グロスマンは、母国のガザでの作戦をジェノサイド(集団虐殺)と表現し、もはやこの言葉の使用を避けられないと語った。
著名な作家で平和活動家の彼は、金曜日にイタリアの新聞ラ・レプッブリカに掲載されたインタビューでこう語った。「自問するんです。我々はどうしてここまで来てしまったのか?」
「なぜ我々がジェノサイドで告発されているのか?イスラエルやユダヤ民族について語る際に『ジェノサイド』という言葉を口にするだけで、非常に深刻な状況にあることを示しているのです。」
グロスマンは、長年この言葉の使用を拒否していたと語った。「でも今はもう止められない。新聞で読んだこと、見た映像、現地にいた人々の話を聞いた後では。『ジェノサイド』という言葉は雪崩のようなもの。一度口にすればどんどん広がり、さらなる破壊と苦しみをもたらすのです。」
彼の発言は、封鎖された地域での飢餓に対する世界的な懸念が高まる中、2つの主要なイスラエル人権団体が「ガザでのジェノサイド」について言及した数日後に出された。
日本のニュース通信社 Japan News Agency