ウクライナの「子どもたちを取り戻そう」イニシアチブの一環で2人の若者が救出
キーウ、10月20日(ヒビヤ)-大統領府長官アンドリー・イェルマクが主導する @BringKidsBackUA(「子どもたちを取り戻そう」)イニシアチブの一環として、占領下にある地域から2人のウクライナ人青年が救出された。
大統領府長官のアンドリー・イェルマクはSNSで、18歳の少年が占領都市に住んでおり、そこでウクライナの教育課程が廃止され、完全にロシアのプロパガンダに置き換えられたと述べた。
イェルマクは、ウクライナ語を話すことが危険になり、教師たちはロシアの教育基準を強制的に適用させられ、兵士たちは学校で「祖国奉仕」に関するプロパガンダ授業を行っていたと指摘した。その少年は、そこに残れば自分を待つ唯一の「未来」は占領軍への強制徴兵であることに気づいたという。
またイェルマクは、もう一人の20歳の青年が約3年間占領下で生活し、孤立、圧力、継続的な検査や家宅捜索にさらされていたことを明らかにした。
声明では、2人の青年が現在安全な場所におり、家族と再会し、自由なウクライナで新しい人生を始めたと強調された。
日本のニュース通信社 Japan News Agency