メローニ首相:「安全の責任を最後まで果たす」
ローマ、11月6日(ヒビヤ)-イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、イタリア国民の安全を守ることは毎日果たすべき責任であり、政府はこの責任を最後まで果たすと述べた。
メローニ首相は、一部の左派議員が「この政府は安全に何の投資もしていない」と主張しているのを読んだとし、「それは聞こえは良いが、数字はまったく逆のことを示している」と語った。
彼女によれば、過去3年間でおよそ3万7400人の新しい警察官が採用され、2027年までにさらに3万1500人を追加採用する予定だという。
「我々はこの分野の契約更新のために15億ユーロを割り当て、過去3年間の契約を締結した。これは平均して月額198ユーロの給与増に相当する。長年待ち望まれていた投資を実現し、車両、インフラ、技術を強化した」とメローニ首相は述べた。
彼女は、敏感な地域での治安部隊の存在が強化されたことにも言及し、「近年、数百万件の検査が行われた。現場での国家の存在はより安定している。組織犯罪との戦いは結果が示している。108人の逃亡犯が逮捕され、278件の大規模作戦が実施され、数千人が拘束され、65億ユーロ相当の資産が犯罪組織から押収され、1万8000件以上の財産が国民に返還された」と述べた。
さらにメローニ首相は、政府は現実を無視しておらず、国民を不安にさせる深刻な問題を認識していると述べ、「我々は数十年にわたる怠慢と過小評価の結果を是正している。だから後退するつもりはない。むしろ、さらに多くのことを成し遂げるつもりだ。イタリア国民の安全は毎日果たさなければならない責任であり、我々はそれを最後まで果たす」と強調した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency