米軍、ナイジェリア北西部でISに対する空爆を実施
ワシントン、12月26日(Hibya)— アメリカのドナルド・トランプ大統領は、SNS「Truth Social」への投稿で、米国がクリスマス当日にナイジェリア北西部でIS(イスラム国)武装勢力に対する空爆を実施したと発表した。
トランプ氏は投稿で「私は以前から、キリスト教徒の虐殺をやめなければ高い代償を払うことになると警告していた。そして今夜、彼らはその代償を払った。神が我が軍を守ってくださいますように。死亡したテロリストを含め、皆さんにメリークリスマス。キリスト教徒への殺害が続けば、さらに多くが死ぬことになる」と書いた。
ナイジェリア外務省は攻撃を確認し、テロ目標に対する精密攻撃だったと述べた。米アフリカ軍は、ソコト州で「複数のISテロリスト」が殺害されたと発表した。
これはトランプ政権下で米国がナイジェリアで行った初めての攻撃である。トランプ氏は10月と11月に、ナイジェリアのキリスト教徒殺害を理由に同国政府を強く批判し、状況をジェノサイドになぞらえていた。
ナイジェリア政府は、テロの脅威が特にキリスト教徒を標的にしているという主張を否定し、イスラム教徒や他宗教の信者も定期的に攻撃を受けていると述べている。最新の事例では、水曜日にマイドゥグリ市のモスクで発生した爆弾攻撃で少なくとも7人が死亡した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency