ブルガリアでヒグマの年間調査が始まる
ソフィア、10月21日(ヒビヤ)-西ロドピ山脈では、保護対象であるヒグマの24時間の行動を観察するために14台のカメラが設置されている。
ブルガリアでは、ヒグマ(Ursus arctos)の年間モニタリングが16回目を迎え、明日から1週間にわたって実施される。この調査の目的は、国内における種の分布、生息状況、個体数の傾向を明らかにすることである。モニタリング活動は、環境執行庁(IAOS)内の「生物多様性および森林生態系モニタリング局」によって実施されている。
観察は、ヒグマが恒常的に生息している地域で行われる。リラ山、ピリン山、ビトシャ山、西ロドピ山脈、中央スタラ・プラニナ山脈が対象である。フィールドワークでは、足跡、糞のサンプル、採食やマーキング行動に関する痕跡が記録される。また、種に対する潜在的な脅威に関するデータも収集される。
西ロドピ山脈の「コルミソス」「イズヴォラ」「チェピノ」の狩猟管理区域には、1か月間データを収集するための14台のカメラが設置される。
調査には、環境・水資源省、環境執行庁、すべての地域環境監査局、リラ、ピリン、中央バルカン国立公園の専門家が参加している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency