専門家「イスラエルはイランの再編能力を過小評価した」
ストックホルム、6月16日(Hibya)— ある専門家はCNNに対し、イランがイスラエルへのミサイル攻撃を継続していることは、初期攻撃でイスラエルが複数の軍司令官を殺害したにもかかわらず、テヘランの部隊が再編に成功したことを示していると語った。
責任ある国家運営のためのクインシー研究所の副所長トリタ・パルシ氏は「イスラエルは、イラン軍の高官を成功裏に標的とし何人かを殺害した後、イランの再編能力を過小評価した」と述べた。
パルシ氏によると、イスラエルは「イランの指揮統制システムを破壊した」と考えたが、そのシステムは「迅速に再構築された」とのことだ。
現在見られるのは「イランのミサイルがイスラエルの防空システムのすべての層を突破している」状況だとパルシ氏は強調した。
パルシ氏は月曜早朝、イランの新たなミサイル攻撃が行われている中でCNNに語った。
イランとイスラエルの攻撃が拡大する中、双方の死傷者が増加している。テヘランの市民は安全を求めて首都から避難しようとしており、イスラエルでは夜間に爆発や火災が発生し、住宅が被害を受けた。
背景情報:先週、イスラエルによる前例のない「昇るライオン作戦」で、イランの最高軍司令官、革命防衛隊および空軍司令官、元国家安全保障責任者が殺害された。
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