ゲブレイェスス:レバノンで1600人以上が死亡
ジュネーブ、10月3日(Hibya)- 世界保健機関(WHO)の事務局長、テドロス・アダノム・ゲブレイェススは、レバノンで1600人以上が死亡し、100万人以上が避難を余儀なくされたと発表しました。
WHOの事務局長であるゲブレイェススは、グローバルな健康問題についての声明の中で、2023年10月7日以来、イスラエルで1500人以上、ガザで約42000人、西岸地区で700人以上が死亡したと報告しました。
レバノンの攻撃で1600人以上が死亡し、100万人以上が避難を余儀なくされたと述べ、"このうち350,000人が現在避難所に住んでおり、160,000人がシリア・アラブ共和国の国境を越えました。これらの人々の70%は、自国の戦争から逃れてレバノンに避難してきたシリア人です。"と述べました。
また、ゲブレイェススは、レバノン南部で37の医療施設が閉鎖され、ベイルートの3つの病院がスタッフと患者を完全に避難させる必要があり、他の2つは部分的に避難されたと語りました。
ゲブレイェススは、「世界保健機関の職員を含む医療・人道支援の働き手たちは、非常に困難で危険な状況の中、限られた資源で驚異的な働きをしました。それでも、医療サービスへの攻撃は続いています。レバノンだけで、過去24時間で28人の医療従事者が殺害されました。」と述べました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency