ゼレンスキー氏:米国製兵器のため29億ユーロの基金をウクライナは見込む
モスクワ、9月18日(Hibya)— ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は水曜日、来月までに約35億ドル(29億ユーロ)を確保し、米国から兵器を購入してロシアとの戦争努力を継続する見通しだと述べた。
「ウクライナ優先要件リスト(PURL)」として知られる資金枠組みは、米国を除くNATO加盟国から寄付を募り、米国製の兵器・弾薬・装備を購入するものだ。
ゼレンスキー氏は、来訪した欧州議会議長ロベルタ・メツォラ氏とともにキーウで行った共同記者会見で、「PURLプログラム向けに、パートナーから20億ドル超の寄付を受け取った」と述べた。
同氏はさらに「10月には追加資金を受け取る。3.5~3.6億ドル相当になる見込みだ」と語った。
初回の輸送に含まれる兵器の詳細は明らかにしなかったが、防空システム『パトリオット』用のミサイルや、高機動ロケット砲システム(HIMARS)向け弾薬が確実に含まれるとした。
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