トランプ氏、ダボス訪問前にグリーンランドについて「もう後戻りはない」と発言
ワシントン、1月21日(Hibya)— 米大統領ドナルド・トランプは、SNSでグリーンランドを掌握するとする脅しを改めて繰り返し、「後戻りはない」「グリーンランドは不可欠だ」と述べた。
ホワイトハウスでの記者会見で、グリーンランドを掌握するためにどこまで踏み込むのかと問われ、トランプは「そのうち分かる」と答えた。
一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領はスイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラムで「ルールのない世界へ滑り落ちる」ことに警鐘を鳴らし、カナダのマーク・カーニー首相は「古い秩序は戻らない」と述べた。
トランプは水曜日にダボスに到着する予定だったが、エアフォースワンで小さな電気系統の不具合が発生し、機体は引き返した。
この遅れが日程にどう影響するかは不明だ。ホワイトハウスは、機体が引き返し、トランプは別の航空機でダボスに向かうとした。
BBCから、NATO同盟の崩壊の可能性がグリーンランドのために支払う覚悟のある代償なのかと問われたトランプは、「あらゆる点で、私以上にNATOのために尽くした者はいない」と述べ、「NATOは満足し、我々も満足する。世界の安全保障のために必要だ」と付け加えた。
NATO(北大西洋条約機構)は現在32の加盟国を擁し、米国は12の創設国の一つである。
集団防衛によって自由と安全を守ることを目的とするNATOの基本原則の一つは第5条に規定されており、1か国または複数の加盟国に対する武力攻撃は、全加盟国に対する攻撃と見なされる。
トランプはグリーンランド掌握のための軍事力行使を排除しなかった。NBC Newsが昨日、領土を奪取するために武力を用いるかと尋ねたところ、大統領は「コメントしない」と答えた。
火曜日の夜、BBC「Newsnight」のインタビューで、グリーンランドの産業・天然資源相ナーヤ・ナサニエルセンは、同大統領の要求に対しグリーンランドの人々は「驚いている」と語った。
ナサニエルセンは「私たちはアメリカ人になりたくないし、それをかなり明確に表明してきた」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency