米国、中国に対しイランのホルムズ海峡封鎖を阻止するよう呼びかけ
ストックホルム、6月23日(ヒビヤ) - 米国務長官マルコ・ルビオは日曜日、イランが世界の原油輸送において最も重要な通商ルートの一つであるホルムズ海峡を封鎖するのを阻止するよう中国に呼びかけた。
ルビオ氏はFoxニュースのインタビューで「北京の中国政府に対して、この件でイランに連絡を取るよう促している。なぜなら、彼らの石油はホルムズ海峡に大きく依存しているからだ」と述べた。中国はイランの最大の石油顧客であり、イスラム共和国と友好的な関係を維持している。
イランの外相は、米国が週末に3つの主要な核施設を爆撃した後、日曜日の早朝に「イスラム共和国は主権を守るためにあらゆる選択肢を保持している」と述べた。
一方、イラン国営メディアは上級議員の発言を引用し、イラン議会がホルムズ海峡の封鎖を支持していると報じた。ただし、報道によれば、最終決定はイランの国家安全保障会議に委ねられている。
イランとオマーンの間にあるこの狭い水路の封鎖は、世界経済に深刻な影響を与える可能性がある。エネルギー情報局によると、2024年には1日あたり約2,000万バレル、つまり世界の消費量の20%の原油がこの海峡を通過している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency