トランプ氏、大麻へのアクセスを拡大する大統領令に署名
ワシントン、12月19日(Hibya)― 米国のドナルド・トランプ大統領は、大麻へのアクセスを拡大する大統領令に署名した。これは長らく待たれていた措置であり、米国の薬物政策における数十年ぶりの最も重要な変化の一つを示すものだ。
大統領令は、米司法長官に対し、大麻をスケジュールIの麻薬からスケジュールIIIの薬物へ再分類するよう指示しており、これによりコデインを含むタイレノールと同じ区分に置かれる。
大麻は連邦レベルでは引き続き違法のままとなるが、スケジュールIIIに分類されることで、その潜在的な利点についてより広範な研究が可能となる。
一部の共和党議員はこの動きに警告を発し、使用の正常化につながる可能性があると主張した。
木曜日にホワイトハウスの大統領執務室で行われた署名式で、トランプ氏は「耐え難い苦しみ」を抱える人々、特に「治療不可能な痛み」、がん、発作性障害、そして任務関連の負傷を負った退役軍人らが、この変更を「懇願していた」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency