ツァフクナ氏:ウクライナへの財政的・軍事的支援を強化すべき
タリン、12月29日(Hibya)― エストニアのマルグス・ツァフクナ外相は、ウクライナと米国は和平に向けて前進しているが、ロシアは攻撃を続けることで恒久的な平和に備えていないことを示していると述べた。
エストニアのマルグス・ツァフクナ外相は、ウクライナ戦争と和平プロセスについて声明を発表した。ウクライナと米国は和平に向かっている一方で、現地でのロシアの姿勢がこのプロセスを損なっていると指摘した。
ロシアがウクライナへの攻撃を続けていることに言及し、ツァフクナ氏は「しかしロシアは、ウクライナへの爆撃を続けることで、ウクライナの主権を破壊し、欧州の安全保障体制を再構築するという基本目標を放棄していないことを示している」と述べた。
恒久的な平和のための明確なロードマップがあることを強調し、「ロシアが公正で持続可能な平和に本当に備えていることを示さない限り、進むべき道は明らかだ」と語った。
ツァフクナ氏は「ウクライナへの強力な財政的・軍事的支援を強化し、侵略者への圧力を高め、実際の軍事能力に裏打ちされた具体的な安全保障を提供すべきだ」と締めくくった。
日本のニュース通信社 Japan News Agency