イスラエル、さらに3人の人質の遺体の引き渡しを確認
ストックホルム、11月3日(ヒビヤ)-ハマスは、すでに返還された14人に加え、さらに3人の人質の遺体をイスラエルに引き渡した。法医学専門家が身元の確認を進めている。ハマスは、この引き渡しが停戦条件を順守する意思を示すものだと述べた。
ハマスは昨日、さらに3人の人質の遺体を引き渡した。首相府の発表によると、赤十字が棺を受け取り、イスラエル軍およびガザ地区のシンベト情報機関に引き渡したという。
遺体は身元確認と死因調査のため、法医学センターに運ばれた。専門家は結果を遺族に伝える予定だ。ハマスの軍報道官は、昨日早朝、ガザ南部のトンネルで3体の遺体を発見したと述べた。
ハマスの報道官ハーゼム・カセム氏は、遺体の引き渡しが、組織がいかに真剣に義務を果たそうとしているかを示していると語った。停戦合意が成立した時点で、ハマスはガザで48人の人質を保持しており、そのうち20人が生存、28人が死亡していた。
その後、生存者全員が帰国し、15人のイスラエル人、1人のタイ人、1人のネパール人を含む17人の遺体が引き渡された。
イスラエル政府はハマスが引き渡しを遅らせていると非難しているが、ハマス側は、ガザの倒壊した建物やトンネルの瓦礫の下で遺体を発見する作業が遅れていると主張している。
ハマスの指導者たちは、遺体の収容に必要な装備と人員を確保するために、仲介者や赤十字に繰り返し支援を求めている。
日本のニュース通信社 Japan News Agency