欧州市場は横ばいまたは下落基調での寄り付きが見込まれる
イスタンブール、12月2日(Hibya)-欧州株式市場は、12月に入り地域市場が勢いを欠いていることから、火曜日の寄り付きは横ばいか軟調な展開で始まるとみられている。
アナリストによると、英国のFTSE指数は0.12%安での開始が見込まれ、ドイツのDAX指数はほぼ横ばい、フランスのCAC40指数は0.16%安、イタリアのFTSE MIB指数はわずかにマイナス圏でのスタートが予想されている。
域内株式は月曜日に下落して取引を終え、投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)の12月9~10日の会合で利下げに踏み切ると見込むなか、年内最後の取引月は暗い出だしとなった。CME FedWatchツールによれば、トレーダーは0.25ポイントの利下げが行われる確率を87.2%と織り込んでいる。
イングランド銀行(BOE)は12月の利下げを約束してはいないものの、インフレ鈍化の兆しや、先週の「秋季予算」で打ち出されたデフレ的措置の影響、低成長、そして弱含む雇用情勢を背景に、中銀が利下げに動くとみるエコノミストが多い。
米株価指数先物は、12月相場入りが冴えないスタートとなった後も、月曜夜の取引でほぼ横ばい圏で推移した。一方、アジア太平洋市場は概ね上昇基調となった。
火曜日の欧州市場では、大きな決算発表は予定されていない。公表される経済指標としては、スペインとイタリアの失業率、そしてEUのインフレ統計が挙げられる。
米国では、主要3指数すべてが5営業日連続の上昇に終止符を打った一方、アジア太平洋地域全体の主要株価指数は、火曜日にかけて概ね上昇した。
日本では、代表的な株価指数である日経平均株価が0.54%高、TOPIXが0.44%高となった。金融、エネルギー、素材セクターが指数の上昇をけん引した。日経225の構成銘柄の中では、産業用ロボットメーカーのファナックが5.86%高と大きく上昇した。ディーゼル微粒子フィルターを製造する日本特殊陶業(NGK Insulators)は最大6%上昇し、電気機器メーカーのフジクラは2.29%高となった。
香港では、ハンセン指数が寄り付きで0.49%上昇した一方、中国本土のCSI300指数は0.17%下落した。テクノロジー大手アリババ・グループの株価は、11月27日に中国国内でQuark AIメガネを発売したことを受け、香港市場で約3%上昇し、3日連続の値上がりとなった。
インドでは、Nifty50指数が0.22%安で取引を開始し、BSE Sensex指数は0.37%下落した。親会社バジャジ・ファイナンスが子会社株の2%を売却したと発表した後、Bajaj Housing Financeの株価は8%超の下落となり、Nifty50構成銘柄の中で最大の下げ銘柄の一つとなった。
日本のニュース通信社 Japan News Agency