EU労働市場は6%で安定、ブルガリアの失業率は3.5%に低下
ソフィア、11月3日(ヒビヤ)– ユーロスタットのデータによると、欧州連合(EU)およびユーロ圏の労働市場は全体的に安定しており、ブルガリアは前年と比較して全体および若年層の雇用で緩やかな改善を示している。
ユーロスタットによれば、2025年9月、ユーロ圏の失業率は3か月連続で6.3%に据え置かれた。この数値は、2024年10月と11月に記録された歴史的最低値の6.2%をわずかに上回り、1999年1月のユーロ導入前の水準を少し超えている。EU全体の失業率も6.0%で安定し、8月の水準を維持した。
スペインは10.5%で最も高い失業率を記録し、次いでフィンランド(9.8%)、スウェーデン(8.7%)、ギリシャ(8.2%)、フランス(7.6%)が続いた。一方、マルタとチェコ共和国は3.0%、スロベニアは3.1%、ポーランドは3.2%を報告した。ブルガリアの失業率は8月の3.6%から3.5%に低下し、前年同期比で4.0%減少し、EUで最も低い失業率を持つ4か国のすぐ後ろに位置している。
ユーロスタットのデータによると、2025年9月時点でEU全体の失業者は1,324.6万人で、そのうち1,100.3万人がユーロ圏に属している。8月と比較すると、EUでは6.3万人、ユーロ圏では6.5万人の失業者が増加した。前年比では、EU全体の失業者数が22.7万人増加し、そのうち18.7万人がユーロ圏で増加した。ブルガリアでは失業者数が8月の10.9万人、2024年9月の12.2万人から10.6万人に減少した。
EU全体の若年層失業率は14.8%で安定しているが、ユーロ圏では14.3%から14.4%に上昇した。ブルガリアでは若年層失業率が8月の15.2%から14.5%に低下したが、2024年9月の11.3%を依然として大きく上回っている。
