イスラエル外相、パレスチナ承認に対して強い反応を警告
ストックホルム、9月8日(Hibya)― イスラエルの外相は、パレスチナ国家の承認は不安定を生み、和平への道をさらに困難にすると述べた。
イスラエル外相ギデオン・サールは、パレスチナ国家の承認は不安定を生み、和平への道をさらに複雑にすると述べた。サールは、イスラエルを訪問中のデンマーク外相ラース・ロッケ・ラスムセンとの共同記者会見でこの発言を行った。
サールは特に、今月の国連総会でパレスチナ国家承認のために積極的に取り組んでいるフランスやイギリスなどの国々を名指しで批判した。
フランス、イギリス、その他の国々の指導者たちは、パレスチナ国家を承認すると述べた。サールはこれは完全な誤りであり、イスラエル人自身が決定を下さなければならないと主張した。外相はそれ以上詳しく説明しなかった。
2011年末、アイスランドは北欧で初めて1967年の六日戦争前の国境内でパレスチナを独立かつ主権国家として承認した国となった。1年後、国連総会はパレスチナをバチカンに類似したオブザーバー国家として承認した。ノルウェー、スウェーデン、アイルランド、スペインを含む多くの国々もパレスチナを承認した。
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