中国、1年間の試行期間中にロシア人のビザなし渡航を許可へ
モスクワ、9月4日(Hibya) ― 中国外務省の報道官は、今月末から始まる1年間の試行期間中、ロシア国民は最長30日間ビザなしで中国を訪問できると発表した。
報道官の郭家坤氏は記者団に対し、「2025年9月15日から2026年9月14日まで、一般旅券を所持するロシア国民に対してビザなし試行政策が適用される」と述べた。ロシア人は、ビジネス、観光、親族訪問、教育交流の目的でビザなし入国が可能になるという。
ロシア旅行業者協会は、規制緩和によりロシア人の対中観光が最大40%増加する可能性があると述べた。ロシアの国境管理当局によると、2025年前半に100万人以上のロシア人が中国を訪問した。この数は前年よりほぼ3分の1増加しており、中国は5番目に訪問者の多い目的地となった。
中国は2023年に新型コロナ規制を解除し国境を再開した後、ビザなし入国制度を75か国に拡大した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency