ガザでのジェノサイドに「反対」9か国、「棄権」12か国
イスタンブール、9月14日(Hibya)— 国連総会は、パレスチナの国連加盟と国家地位の強化に関する採決で圧倒的多数が「賛成」とした一方、9か国が「反対」、12か国が「棄権」となった。
国連総会は、パレスチナの国連加盟と国家地位の強化に関する採決で圧倒的多数が「賛成」とした一方、9か国が「反対」、12か国が「棄権」となった。
この決定は、パレスチナに国連加盟に向けたさらなる権利を付与し、ガザでの人権侵害に対する国際社会の責任を喚起する上で重要な一歩とみなされた。ただし、採決における一部諸国の姿勢が注目を集めた。
「反対」票を投じた国
「反対」票を投じた国は以下の通り:
アメリカ合衆国
アルゼンチン
ハンガリー
ミクロネシア
ナウル
パラオ
パプアニューギニア
パラグアイ
トンガ
これらの国々は、パレスチナの国連完全加盟要請およびガザでの攻撃への国際的反応に対して距離を置く姿勢を示した。なかでも米国の「反対」票が目立った。
「棄権」した国
棄権した12か国は以下の通り:
チェコ
カメルーン
コンゴ民主共和国
エクアドル
エチオピア
アルバニア
フィジー
グアテマラ
サモア
北マケドニア
モルドバ
南スーダン
この国連での採決は、国際司法裁判所でイスラエルに対するジェノサイド訴訟が進む中で行われた。ガザでの民間人犠牲と人道危機を前に、一部の国が「反対」または棄権を選んだことが注目された。
日本のニュース通信社 Japan News Agency