中国がアメリカに報復:米国製品への追加関税を125%に引き上げ
北京、4月11日(Hibya)– 中国中央テレビによると、中国はアメリカからの輸入品に対する追加関税を125%に引き上げる。
報道によれば、関税率は84%から125%に調整される。テレビ局によると、この決定は4月12日に発効する予定。
一方、中華人民共和国商務省によると、北京はワシントンによる関税引き上げに対して、WTOに新たな提訴を行った。
中国外交部の報道官、林剣氏は「関税戦争に勝者はいない」と述べ、北京は争いを望んでいないが、戦うことも恐れていないと語った。
4月2日、ドナルド・トランプ氏は他国からの輸入品に対する相互関税の導入を発表した。中国に関しては、新たな関税が既存のものに加えられ、当初は54%に達した。これに対し、中国の国務院はすべてのアメリカ製品に34%の追加関税を課した。
米国はその後、関税を104%に引き上げ、北京は84%で対抗。さらに、トランプ氏は対中関税をまず125%に、次いで145%に引き上げた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency