ヨーロッパ全土で児童虐待関連の資料により166人が逮捕
ワルシャワ、4月10日(Hibya)-児童虐待に関する資料のオンライン配布に対する警察の摘発により、ヨーロッパ全体で166人が逮捕された。
ヨーロッパで児童虐待資料をやり取りしていたグループに対する警察の捜査で、50万点を超える動画や写真が発見された。警察は、この捜査が「KidFlix」事件と関連していると発表した。
この作戦は11カ国にまたがって行われ、逮捕者の数が最も多かったのはポーランドで、合計98人だった。
逮捕された者の中には、自ら写真や動画を制作した者もいた。彼らはこれらをチャットサイトで共有し、若者たちに身体的・精神的な深刻な被害を与えていた。加害者の中には被害児童の家族や保護者も含まれていた。
ポーランドでの作戦には約600人の警察官が参加し、159件の家宅捜索が行われ、1,700件以上の機器とデータが押収された。捜索の中で発見された動画と写真は合計52万点を超えた。
ポーランド警察によると、この捜査は児童虐待資料を共有する最大級のオンラインコミュニティの一つ「KidFlix」を標的とする別の大規模な捜査と関連しているとのこと。ユーロポールは先週、このKidFlix捜査に関連して約80人が逮捕されたと発表している。
日本のニュース通信社 Japan News Agency