ウクライナ・スームィ地方で初の地下学校が開校
キーウ、11月5日(ヒビヤ)— ウクライナ大統領府長官アンドリー・イェルマーク氏は、前線近くのスームィ地方で建設された国内初の地下学校が開校したと発表した。
イェルマーク氏は、ロシアの攻撃目標となっているスームィ地方で、ウクライナ初の地下学校が稼働を開始したと述べた。彼は、「激しい爆撃や脅威、サイレンの音が住民の日常生活の一部となっている」とし、「敵が未来を破壊しようとすればするほど、私たちはそれを再建する」と語った。
「ここでは子どもたちは勉強するだけでなく、交流し、安全を感じることもできます」とイェルマーク氏は述べ、国内で170以上の同様の施設が建設中であり、スームィ地方ではすでに5つの地下学校が完成、2025年末までにさらに8校が開設される予定だと説明した。
イェルマーク氏はまた、過去2年間で国家が安全な学校プロジェクトに130億フリヴニャ以上を投資したことを強調し、「私たちは単に学校を建てているのではなく、知識、夢、そして可能性のための空間を創造しているのです」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency