米シェブロン、湿地破壊により7億4400万ドルの賠償命令
ワシントン、4月5日(ヒビヤ)- 世界最大級のエネルギー企業シェブロンは、ルイジアナ州の湿地を破壊したとして7億4400万ドル以上の賠償金を支払うことになった。
金曜日の陪審団による評決は、約12年前に起こされた42件の訴訟のうち最初の裁判の結果を示している。訴訟では、同社の石油・ガス事業が湿地の劣化を引き起こしたと主張されていた。湿地はハリケーンから地域を守る重要な役割を果たしている。
陪審団は、シェブロン傘下のTexacoが、運河を掘削し、井戸を掘り、大量の廃水を湿地に放出することで、州の沿岸資源規制に違反したと認定した。
この判決は、他の企業にも同様の訴訟解決を促す可能性がある。ただし、シェブロンの弁護士マイク・フィリップス氏は、控訴する意向を示している。
米国地質調査所によると、ルイジアナ州の沿岸湿地は、米国本土の他のすべての州の合計よりも多くの損失を被っており、最も危機的な環境の一つとされている。
Lowlander Centerによれば、石油・ガス掘削プラットフォームのための運河は、湿地生態系における自然な水の流れを妨げている。また、嵐の際に海水が湿地を越えて内陸に流れ込む道を作ってしまうという。
ルイジアナ州南東部のPlaquemines住民は、2013年にシェブロンを訴え、26億ドルの賠償を求めた。同地域では他の石油会社に対して20件の訴訟も継続中である。
日本のニュース通信社 Japan News Agency