情報筋:EU、移民問題でリビアのハフタル氏と「技術レベル」の接触を継続
ストックホルム、10月14日(Hibya)— Euro Newsの報道(消息筋)によれば、欧州委員会は、ハリファ・ハフタル将軍の軍関係者を含むリビア東部の事実上の代表者らと、移民問題に関する「技術的」協議を長年続けている。
EU当局者はEuronewsに対し、欧州委員会が移民管理を協議するため、ハフタル氏率いる軍を含むリビア東部の指導者らと継続的に「技術レベル」で連絡を取り合っていると述べた。
欧州委員会と欧州国境沿岸警備機関Frontexは、金曜日の記者会見で、今週、移民問題に関してリビア代表団を迎え、2回の「技術訪問」を実施すると確認した。会合はブリュッセルおよびワルシャワのFrontex本部で行われる。
この会合では、リビアの「全ての当事者」とEU官僚が同じ部屋に集まる。国際的に承認されていないリビア東部の政府とその軍事部門の出席も確認された。ただし、EU当局者は、未承認政府とその軍と同席することは「新しいことではない」と述べた。
当局者は「近年、ブリュッセルとリビアの双方で技術レベルの会合をいくつか行ってきた」と語った。
これらの協議には政治家ではなくEU官僚のみが参加しているため、「技術的協議」と分類される。
別のEU当局者によれば、協議では「人権基準に沿って、リビア経由の不規則な出発や流れを抑制する」ことなどが議題となる。
この会合は、リビア当局が自らの管理下にあるセンターから出身国への移民の自主帰還を組織する計画を発表した直後に行われる。
移民流入の観点で、リビアはブリュッセルにとって依然として重要な国である。Frontexの最新データによれば、9月にはリビア東部—クレタ回廊で増加が見られ、検知された移民数は2024年比で280%増となった。リビアからの総移動も前年に比べて50%増加した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency