Japan News Agency

「中国のサプライチェーンは、完備され規模が大きいだけでなく、応答速度も卓越している」。会場では、外国企業が中国のサプライチェーンを高く評価した。Honeywell、Louis Dreyfus、Corning などのグローバル企業は、中国への投資拡大を表明した。

Honeywell China の于峰（Yu Feng）社長は次のように述べた。

「中国のサプライチェーンは完備され規模も大きく、応答の速さが際立っている。2018年以降、中国で新エネルギー車が立ち上がるのを目の当たりにし、重要な機会だと認識した。南京工場は非常に優れているが、中国の強力なサプライチェーンがなければ、製品刷新の継続性は保てない。もう一つの重要な特長は、事業ニーズと研究開発・製造が緊密に結びついていることだ。自社拠点だけでなく、長江デルタでも同様に、1時間以内に多くのサプライヤーにアクセスできる。」

Wacker Chemicals China の劉学林（Liu Xuelin）副総裁は次のとおり語った。

「中国のサプライチェーンは非常に柔軟だ。製品が研究室から工場、そして市場へ至るまでのスピードは非常に速い。さらに、原材料から最終製品に至るまでの産業チェーン全体が非常に包括的で、ますますグリーン化が進んでいる。張家港の生産拠点はすでに100％再生可能エネルギーで稼働している。これらはすべて、中国における再エネの急速な発展に支えられている。」

Louis Dreyfus Group 北アジア担当副総裁の孫永華（Sun Yonghua）氏は次のように述べた。

「当社の産業チェーンはかなり長い。農産物の栽培・加工、国際貿易からダウンストリームの生産、食卓に至るまでの全工程で、中国の洗練されたサプライチェーンの恩恵を受けている。このチェーンにより、より速く、より高品質な仕事が可能だ。先月、青島で工場の起工式を行った。契約締結から用地取得まで、全工程はわずか3か月で、このスピードには驚かされた。」

豪中ビジネス・貿易委員会の副主席・銭敬民（Qian Jingmin）氏は次のように評価した。

「中国のサプライチェーンは大規模かつ広範だ。コスト面で明確な優位性があるだけでなく、応答性とイノベーション志向によって優れたパフォーマンスを発揮している。中国の消費者も高いエンゲージメントを示している。」

Corning 副社長で中国地域プレジデントの林春梅（Lin Chunmei）氏は投資計画を次のように説明した。

「当社には5つの主要事業があり、いずれも中国で成長している。これまでに計90億米ドルを投資しており、本年はさらに5億米ドルを中国に投資する。合肥ではディスプレイ技術、上海ではハイエンドの光ファイバー投資を進めている。」

Louis Dreyfus の孫永華氏は投資について次の情報を付け加えた。

「過去6年間、当社は中国で継続的に投資してきた。ゼロから4件の建設プロジェクトを始動した。本年第4四半期には、天津の新工場が稼働を開始し、ダウンストリームでの更なる深耕を可能にする。」

Honeywell の于峰氏はイノベーションにも言及した。

「研究開発センターを10か所有している。中国の従業員の20％超が研究開発に従事している。中国は世界的なイノベーションの重要プレーヤーだ。毎年、中国で数百件の特許出願を行っている。したがって、中国のイノベーションは止まらず、むしろ加速すると確信している。」