UNRWAのラザリーニ総長:パレスチナの子どもたちの権利は毎日侵害されている
ニューヨーク、11月20日(Hibya)– 国連パレスチナ難民救済事業局(UNRWA)の総長フィリップ・ラザリーニ氏は、世界子どもの権利の日に際し、パレスチナの子どもたちの権利が毎日侵害されていると述べました。
UNRWAのラザリーニ総長は、30年前に世界が子どもの権利条約を採択し、子どもの権利を尊重し支援することを約束したと強調しました。
ラザリーニ氏は、パレスチナの子どもたちの権利が毎日侵害されていると述べ、「ガザは子どもたちの墓場と化しています。彼らは殺され、傷つき、逃げることを強いられ、安全、学習、遊び を奪われています。子ども時代が奪われ、また学校の一年を失ったため、失われた世代となる危機に瀕しています。」と述べました。
占領下のヨルダン川西岸地区では、子どもたちが恐怖と不安の中で暮らしていることを強調し、ラザリーニ氏は次のように述べました:
「昨年の10月以降、そこで170人以上が殺され、他の子どもたちはイスラエルの拘置施設で子ども時代を失っています。占領下のパレスチナ領は子どもたちの居場所ではありません。彼らはもっと良いもの、平和と正義、より良い未来に値します。」
日本のニュース通信社 Japan News Agency