フィジー、トラコーマを公衆衛生上の問題から除外
ジュネーブ、10月20日(ヒビヤ)-世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、フィジーにおいてトラコーマがもはや公衆衛生上の問題ではないと発表した。
WHOの声明によると、フィジーは公衆衛生分野で画期的な成功を収め、トラコーマを公衆衛生上の問題から除外したことが正式に認められた。
声明では、放置された熱帯病(NTD)であり、世界で最も多い感染性失明の原因であるトラコーマが、もはや同国の公衆衛生に脅威を及ぼさないことが明らかにされた:
「トラコーマはフィジーで根絶された最初のNTDである。フィジーはトラコーマを公衆衛生上の問題として根絶した26番目の国であり、少なくとも1つのNTDを根絶した世界で58番目の国である。」
テドロス事務局長は次のように述べた。「フィジー、おめでとうございます!国で初めて放置された熱帯病が根絶されました。トラコーマは完全に撲滅されました。政府、医療従事者、地域社会の献身的な努力により、将来のフィジーの世代は、祖先が苦しんだトラコーマの痛みから解放されるというかけがえのない贈り物を手にしました。」
日本のニュース通信社 Japan News Agency