トランプ氏、ワシントンDC警察の「長期的」な管理を求める意向
ワシントン、8月14日(ヒビヤ) - 米国のドナルド・トランプ大統領は水曜日、ワシントンDC警察の「長期的」な管理を議会に求める意向を示し、首都への州兵部隊と連邦捜査官の派遣を受けて、民主党が主導する他の都市も法律を変更することを期待していると述べた。
大統領の発言は、ホワイトハウスが、都市の指導者が存在を否定する「犯罪危機」と呼ぶものに対抗するキャンペーンの一環として、ワシントンでの一晩にわたる数十件の逮捕に責任を負った後に行われた。
トランプ氏は今週初め、連邦政府が連邦地区の警察を一時的に管理できるという、これまで一度も使われたことのない法律条項を持ち出したが、この期間を法律で認められた30日を超えて延長するには議会の承認が必要になる。
ワシントンのケネディ・センター(舞台芸術センター)を訪れた際、トランプ氏は「我々は犯罪対策法が必要であり、この法律は当初ワシントンに関するものとなる。我々はこれを非常に前向きな例として利用し、延長、長期的な延長を求めることになる。なぜなら30日では足りないからだ」と述べた。
上院と下院は休会中であり、9月2日まで再開予定はないが、トランプ氏は法案を「非常に迅速に」提出する予定だと述べた。また、警察管理を拡大する他の選択肢にも言及し、「国家的緊急事態があれば、議会なしでもこれを行うことができる」と付け加えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency