バングラデシュの衣料品工場で火災、少なくとも16人死亡
ストックホルム、10月15日(ヒビヤ)-バングラデシュの衣料品工場で大規模な火災が発生し、少なくとも16人が死亡した。当局は死者数がさらに増える可能性があると警告している。
消防当局によると、16人の遺体が発見されたが、焼損が激しく身元の確認が困難だという。
火災は正午ごろに発生し、3時間後に消し止められた。しかし、当局は隣接する化学物質の倉庫が依然として燃えていると述べた。
人口が密集するバングラデシュでは、安全基準の甘さやインフラの不備により、大規模火災が比較的頻繁に発生している。近年では、数百人が同様の火災で命を落としている。
消防署長のモハメド・タジュル・イスラム・チョウドリー氏は、犠牲者は「非常に有毒なガス」を吸い込んだ直後に「即死した可能性が高い」と地元メディアに語った。
チョウドリー氏は、警察と軍が工場と倉庫の所有者を特定しようとしており、倉庫が合法的に運営されていたかどうかを調査中だと付け加えた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency