ユーロポール、南米から麻薬を密輸していたバルカンカルテルを解体
ストックホルム、6月14日(Hibya) – スペインのグアルディア・シビルによる4年間の調査の結果、8トンのコカインが押収され 、40人が逮捕されました。
西アフリカとカナリア諸島を経由して南米からヨーロッパへ大量の麻薬を密輸していた犯罪組織を対象とした4年間の国際警察作戦の結果、40人が逮捕され、8トンのコカインが押収されました。
スペインのグアルディア・シビルが主導し、ユーロポールの作戦タスクフォースが調整した長期調査により、バルカンカルテルがコロンビア、ブラジル、エクアドルからEU諸国にコカインを密輸するために、西アフリカとカナリア諸島の物流センターを利用していたことが明らかになりました。
麻薬がヨーロッパに到着すると、ベルギー、クロアチア、ドイツ、イタリア、スペインの輸送拠点を使用して、大陸全体に分配されました。
ユーロポールの声明によると、麻薬密輸組織のリーダーは一時的にトルコとドバイにいたとのことです。
ユーロポールは、「このネットワークに対する調査で重要な脅威が特定されました。それは、犯罪者が密接に協力し、大規模な麻薬密輸作戦を円滑にするために長期的な共犯者を配置する能力です」と述べ、組織は「そこから犯罪ネットワークの管理と指揮センターを運営していた」と付け加えました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency