ペンタゴン、反トランプ動画を理由に上院議員を処罰へ
ワシントン、1月6日(Hibya)― 米国防総省は、昨年11月に兵士に違法な命令を実行しないよう警告する動画を公開したことを受け、上院議員マーク・ケリーの退役階級と給与を引き下げる措置を取っている。
国防長官ピート・ヘグセスは、アリゾナ州選出の民主党員の発言を「反乱的な表現」と呼び、「無謀な行動のパターンの一部」だと主張した。
同氏は、ケリーを海軍大佐(退役)の階級から引き下げ、それに伴い給与を減額する手続きを開始したと述べた。上院議員には30日間の異議申し立て期間がある。
ペンタゴンは昨年、ケリーと他の民主党議員が兵士に違法な命令に従う義務はないと提醒する動画を公開した後、ケリーに対する調査を開始した。元海軍パイロットで宇宙飛行士のケリーは、この調査がトランプ政権による政治的報復だと主張している。
ヘグセスは以前、ケリーを現役に呼び戻し、軍法会議にかけると脅していた。ペンタゴンの行政措置はそこまでには至っていないものの、高名な政治家の軍歴に対する異例の攻撃を示している。
ヘグセスは「ケリー大佐が現職の米上院議員であることは、説明責任を免除するものではなく、さらなる違反はさらなる措置につながり得る」と述べた。
ケリーは懲戒処分と闘うと誓い、「ピート・ヘグセスとドナルド・トランプが、アメリカ人が政府について何を言えるかを決めることはできないというメッセージを送り返す」と述べた。
オンラインでの回答で、彼はトランプ政権がこの措置を批判者を黙らせるために利用していると主張した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency