IAEA:イランはウランを爆弾に必要な純度レベル以下に保つことを提案
ウィーン、11月21日(Hibya)-国連国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、イランが核活動を理由に欧州の制裁再適用の脅威を受け、ウランの60%までの濃縮を核爆弾に必要な純度レベル以下に保つことを提案したことを確認しました。
グロッシ氏はウィーンで「これは正しい方向への具体的な一歩だと思います。私たちが確認した事実があります。イランが異なる道を受け入れたのはこれが初めてです」と述べました。
この動きは、グロッシ氏が先週テヘランを訪問した際に、マスード・ペゼシュキアン大統領を含むイランの当局者と交渉したもので、欧州の外交官が今週IAEA理事会でイランの遵守状況に関する詳細な報告を求めるのを阻止することを目的としていました。
イランの核活動を網羅する合意は、2015年の交渉から10年後、9月に正式に終了します。
日本のニュース通信社 Japan News Agency