スウェーデン、中国に海底ケーブル破損の疑いについて説明を要求
ストックホルム、11月29日(Hibya)- スウェーデンは、中国の 船舶「Yi Peng 3」がバルト海の2本の海底ケーブルが切断された地域で発見されたことを受け、中国に正式な協力要請を送ったと発表しました。
スウェーデンのウルフ・クリステルソン首相は木曜日、スウェーデン当局が先週、フィンランドとドイツ、スウェーデンとリトアニアの間の2本の光ファイバーケーブルに何が起こったのかについて中国に「説明」を求めたと述べました。
クリステルソン氏は記者会見で、「本日、スウェーデン当局と協力し、何が起きたのかを明らかにするための正式な要請を提出したことをお知らせします。中国が我々の要請に従って協力することを選ぶことを期待しています」と述べました。
この発表は、バルト海のケーブルが損傷した際、その上を通過したとされる中国船「Yi Peng 3」に関する推測が飛び交う中で行われました。この船は事件以来、スウェーデンとデンマークの間のカテガット海峡に停泊しており、デンマーク海軍を含む複数の船舶によって監視されています。
調査を主導するスウェーデンは、これらの申し立てに関するコメントを拒否しており、中国外務省もいかなる責任も否定しました。
ウォールストリートジャーナルは、中国船の乗組員が先週、100マイル以上にわたって海底にアンカーを引きずり、ケーブルを意図的に破損させた疑いがあると調査官が考えていると報じました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency