ネタニヤフ:「イランの軸」は大きな打撃を受けた
エルサレム、11月2日(ヒビヤ)-イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、定例閣議でイランの軸、ガザ地区のパレスチナ・イスラム運動の要素、レバノンおよびフーシ派からの脅威について言及し、さらにネゲブでの医療投資にも触れた。
ネタニヤフ首相はイランの軸に対する活動について、「イランの軸は大きな打撃を受けた。われわれはそれを多くの場所で破壊したが、破壊された場所でも依然として存在し、傷を癒し、回復しようとしている」と述べた。イスラエルは、この回復能力をさまざまな戦線で阻止しようとしていると強調した。
またイスラエルの優先事項について、「第一の戦線は人質の帰還だ。彼らの試みは哀れであり、われわれやアメリカ、そして世界を欺こうとしている。しかし、当然成功することはない。われわれはすべての人質を徐々に取り戻す。第二に、ガザでわれわれの支配下にある地域には依然としてイスラム運動の細胞が存在し、われわれはそれらを体系的に排除している」と述べた。
部隊への脅威については、「私の指示は明確だ。もしわれわれの部隊を攻撃しようとする試みがあれば、その者とその組織を攻撃する」と述べた。イスラム運動およびガザ地区の非武装化が最優先事項の一つであるとも付け加えた。
レバノンとフーシ派からの脅威についてネタニヤフ首相は、「ヒズボラは確かに継続的に攻撃を受けているが、同時に再武装と再建を試みている。フーシ派は時折われわれに向けて弾道ミサイルを発射しているが、われわれはそれを迎撃している。これは小さな問題ではない」と述べた。
さらにネゲブでの医療投資について触れ、政府はソロカ病院に追加で3億6,000万シェケルを割り当て、総投資額は10億シェケルを超えると発表した。資金の3分の1は政府、3分の1はクラリット健康保険機構、残りの3分の1は寄付者シルヴァン・アダムスが負担するという。
日本のニュース通信社 Japan News Agency